新人看護師がインシデントで落ち込んだ夜にやること|10年目ナースが教える心の立て直し方
インシデントを起こした日って、かなり落ち込みますよね。
先輩の顔、患者さんのこと、明日またあの病棟に行かないといけないこと。考えれば考えるほど、心が苦しくなりますよね。
そう思ってしまったあなたへ。
私は大学病院10年目勤務し、何度もプリセプターを経験しました。そんな私が、先輩は新人のインシデントをどう思っているのか、正直にお話しします。
この記事を読んでほしい人
- インシデントを起こして出勤が憂鬱になっている
- インシデントを繰り返して落ち込んでいる
- 先輩に嫌われるんじゃないかと怖い
- もう看護師向いてない……と悩んでいる
🐨 コアラ先輩から先に伝えたいこと
✔ 今日は早く寝る
✔ 一人で抱え込まない
✔ 明日の自分に任せる
この3つだけ覚えてな
もう病院に行きたくない…インシデントで激しく落ち込んでしまう3つの理由
先輩や同期の目が怖い…「私、看護師に向いてない」と自分を責めてしまう罠
インシデントを起こした翌日、一番きついのは「周りの目が気になること」じゃないでしょうか?
そこから、「看護師に向いていないのかも」という思考につながっていきます。
次は重大な事故を起こすかも…「失敗への恐怖」で頭が真っ白になる悪循環
一度ミスをすると、何かするたびに「また間違えるんじゃないか」という恐怖が頭をよぎります。
焦れば焦るほど手が震える。確認したはずなのに不安になる。
この悪循環が、さらなるミスを呼びやすい状態を作ってしまうんですよね。
インシデント直後にやってはいけない「NGな心の引きずり方」
落ち込むこと自体は悪いことじゃありません。でも、引きずり方を間違えると、心がどんどん削られていきます。
⚠️ やってはいけない3つのこと
- SNSで「インシデント 看護師 辞めたい」と検索し続ける
- 「私がダメなんだ」と自分だけを責め続ける
- 誰にも話さず、一人で抱え込んだまま翌朝出勤する
【10年目ナースの本音】先輩はインシデントを起こしたあなたをどう見ている?
正直、1年目がミスすることは想定内
先輩側からすると、新人がインシデントを起こすことは「ある程度想定の範囲内」です。
むしろ、
こう思いながら見ている先輩の方が多いのです。
先輩が怒っているのは「あなた」ではなく「システムの穴」に対してである理由
インシデントが起きた時、先輩やリーダーが確認や指導をするのは、あなた個人を責めたいからではありません。
- なぜ起きたか
- どうすれば防げたか
これらを考えることが目的です。
インシデントレポートを書いて、カンファレンスをするのも、「次に同じことが起きないようにするため」。あなたを吊し上げるための場ではないんです。
そう思ってしまう気持ちはわかります。でも先輩の厳しい顔は、「患者さんに何かあってからでは遅い」という責任感からくることがほとんどです。
指導者が「この子は伸びるな」と感じる、ミスした後の態度
プリセプターとして何人もの新人看護師を見てきて、「この子は大丈夫やな」と思う子には共通点があります。
それは、インシデントにしっかり向き合おうとしていること。
緊張しながらも「次はこうします」と自分なりの小さな改善策を考えてきてくれると、それだけで「この子は信頼できるな、一緒に頑張ろう」と思えます。
私も数え切れないほどやらかした!元プリセプターの私が新人時代をサバイブした心の切り替え方
コアラ先輩のインシデント、正直に話すね
🐨 コアラ先輩1年目のやらかし事件簿
① 採血スピッツ事件 夜勤独り立ちで焦り、規定の線まで血液が入っていない状態で次のスピッツに替えてしまった
② 点滴順番ミス事件 ナースコールが鳴り響く中、ハイドレーションの投与順番(生食→生食KCl入り)を間違えて生食を続けて繋いでしまった
コアラ先輩の切り替え方、正直に言うと「飲みに行く」と「思いっきり泣く」だった
「自己啓発的なメソッド」とか「マインドフルネス」とかじゃなくて、ただ飲みに行って、同期とワーっと話して、笑って帰ってきていました。
もう繰り返さない!インシデントの恐怖を乗り越えて「自信」を取り戻すステップ
ステップ1:まずは寝る
今夜できる一番大事なことは、寝ることです。
ステップ2:「感情」と「事実」を分けてみる
少し落ち着いたら、頭の中でごちゃごちゃになっている「感情」と「事実」を分けてみてください。紙でもスマホのメモでも、小さく書き出すだけで大丈夫です。
- 事実:〇〇の確認を見落とした
- 感情:先輩に怒られたのが怖かった・自分が情けなかった
ステップ3:「あのインシデントがあったから今がある」と言える日が必ず来る
今は想像できないかもしれないけど、インシデントは必ず「学び」に変わります。
私自身、1年目のあの失敗があったからこそ、採血時の確認手順を人一倍丁寧にするようになりました。
しんどい経験ほど、深く記憶に刻まれる。「あの時ミスしてよかった」とは言えないけど、「あのミスがあったから今がある」とは言えるようになります。
まとめ:インシデントを起こしたあなたは、決してダメな看護師じゃない
📝 この記事のまとめ
- 落ち込むのは当然。でも一人で抱え込まないで
- 先輩はあなた個人を責めているわけじゃない
- 次のためのステップとして向き合えれば100点!
- 切り替えは「泣く」でも「お酒を飲む」でも自分に合う方法で
- インシデントは必ず「強み」に変わる
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