プリセプター変更も怖くない!角を立てずに師長へ相談する「魔法のテンプレート」と具体的な手順
この記事では、
- プリセプターが怖いけど、誰に相談すればいいのか分からない
- 相談したいけど、どう相談したらいいか分からない
そのような方向けに、相談するまでのステップと、「師長に相談するときのテンプレート」についてまとめています。
前の記事:プリセプターが怖い理由と現場での立ち回り方はこちら
まずは「なぜプリセプターが怖く見えるのか」の裏事情と、今日からできる立ち回り方を解説しています。
【ステップ1】誰かに相談する前に!まず「怖さの理由」を自分の中で3つに整理する
まずは誰かに打ち明ける前に、「今の状況がどのタイプに近いのか」を軽く整理してみてください。
完璧に判断する必要はなくて、“なんとなくこれかも” で十分です。
- 言い方がきついだけ
- 理不尽な対応をされている
- 一時的に余裕がないだけ
①プリセプターの言っている内容は正しい?
指導内容自体は間違っていないけれど、単に「言い方や口調がきついだけ」というパターンです。
この場合は「これは私のための指導なんだ、言い方はスルーしよう」と割り切れると、少しだけ心が楽になることがあります。
②怒り方は「理不尽」か?
- 理由もなく無視される
- 人前で大声で怒鳴られる
- 日によって言うことが180度違う
など、完全に感情をぶつけられているパターンです。
これはプリセプター側の問題ですので、周囲に助けを求める必要があります。
③単に「一時的に」余裕がないだけ?
普段は優しいのに、夜勤明けの忙しい時間帯や、突発的な急変が重なったときだけピリピリしているパターンです。
一時的なものであれば、時間が経てば落ち着く可能性が高いです。
怖さの原因が「理不尽な感情」なのか「一時的な忙しさ」なのか、なんとなく見えてきましたか?
実は、その原因によって「一番効果的な相談先」は変わってきます。
【ステップ2】プリセプターとの関係を直す・距離を置くための具体的な相談先
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一人で抱え込む必要はありません。病棟の中には、あなたの味方になってくれる役割の人がいます。まずは以下の順番で相談しやすい人に声をかけてみてください。
【相談先①】単に「指導が厳しいだけ(内容は正しい)」の場合
最適ルート:「2年目の先輩」に聞いてみる
「プリセプターが怖いです」というのが不安な場合は、このように聞いてみてください。
2年目の先輩は、以下のような強みを持っています。
- つい最近まで同じように新人の苦しみを味わってきたばかり
- 病棟内の人間関係のリアルな内情(誰が優しいかなど)を知っている
そのため、あなたの気持ちに一番共感してくれて、「あの人に相談するといいよ」とキーマンを教えてくれるはずです。
【相談先②】「理不尽な感情をぶつけられている」場合
最適ルート:「新人教育担当者」に相談する
このような悩みをそのまま伝えてもいい役割の人たちが、病棟にはちゃんと用意されています。それが新人教育担当者です。
新人教育担当者に話すことで、以下のような具体的介入をしてもらうことができます。
- プリセプターとペアを組む頻度を減らしてもらう
- 教育担当者からプリセプターに、指導方針や意図をさりげなく確認してもらう
【最重要】角を立てずにプリセプターを変更してもらうための「師長への相談テンプレ」
相談するときのポイントは、
「先輩が嫌い」ではなく、「このままだと安全に看護できるか不安」
という形で伝えることです。
師長へ相談するときのテンプレート
📝 そのまま使える!師長への相談メッセージ(コピペOK)
「師長さん、今お時間よろしいでしょうか。実は、プリセプターの〇〇先輩との指導の中で、どうしても過度に緊張してしまい、頭が真っ白になってしまうことが増えています。
先輩が真剣に教えてくださっているのは大変ありがたいのですが、自分の技量不足のせいで指導をうまく吸収できず、このままだと患者さんの安全に関わる重大なインシデントを起こしてしまいそうで、毎日本当に不安でたまりません。
看護師の仕事はこれからも頑張りたいのですが、このままではミスをしてしまいそうで怖く、今後の指導体制について一度ご相談させていただけないでしょうか。」
このテンプレが効果的な理由
看護師の世界で、師長さんが最も恐れているのは以下の2つです。
- 新人看護師の早期退職
- 重大な医療事故(インシデント)
単に「人間関係が嫌だ」と伝えてしまうと、師長さんも「あなたにも歩み寄る努力が必要」と流してしまいがちです。
しかし、「患者さんの安全が脅かされる」「ミスが起きそうで怖い」と言われると、管理職としての責任上、放置できなくなります。
また、「先輩の教え方はありがたいが、自分のせいで緊張してしまう」という形にしているため、プリセプターの悪口になりません。師長さんもこれなら、角を立てずにペアの変更やローテーションを検討しやすくなります。
病院にある「新人看護師の相談窓口」を利用する
こちらは大きな病院に限られるかもしれませんが、「新人看護師が病棟外の人に相談できる窓口」がある病院もあります。
私の病院でも、ここ数年で出来ました。
病棟の人に相談する勇気がどうしてもない場合は、このような窓口に相談するのも良いかと思います。
毎日つらいあなたへ。心の「逃げ道」を作っておこう
たまたま最初に入った職場の人間関係があなたに合わなかっただけで、看護師という仕事そのものを諦める必要は絶対にありません。世の中には、新人をみんなで優しく育てる病棟や、穏やかな職場もたくさんあります。
一人で抱え込んで心が壊れてしまう前に、いつでも逃げられる「心のお守り」を1つ持っておきませんか?
コアラ先輩も実際にやっていた、「転職サイトを心を守るお守り代わりに使う」について、こちらの記事で詳しくお話ししています。
👉 転職サイトを「お守り」にして毎日の出勤をラクにする方法を読む
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まとめ|相談するだけで、状況はきっと変わる
プリセプターが怖いと感じる環境で、一人で耐え続ける必要は全くありません。今日紹介したステップで、少しずつ状況を変えていきましょう。
📝 状況を変える3ステップ
- ステップ1:怖さの原因を整理する(言い方?理不尽?一時的?)
- ステップ2:信頼できる人から相談する(2年目先輩 → 新人教育担当 → 師長)
- ステップ3:最終手段として「相談テンプレ」を使う(患者さんの安全を軸に話す)
- お守りを持つ:どうしても辛いときは「逃げ道」を確保して心を落ち着かせる
「師長さんにどう言えばいいか不安……」という時は、いつでもこの記事のテンプレートを見返してください。
そして、今の環境がどうしても限界だと感じたら、自分を守るための「逃げ道」も忘れずに準備しておいてください。
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